ボルシチ
ロシア語でスビョークラと呼ばれる深紅の色が特徴的な野菜を使って作るボルシチ。日本では、よくビーツで代用されます。ロシア料理の一つとしてボルシチを思い浮かべる人も多いと思いますが、実際に食べたことがある人は少ないかもしれませんね。ビーツを使っても十分に本場ロシアの味を再現することはできます。レシピも紹介しようと思いますが、作り方も一切難しいことはありません。みなさんも、一度ボルシチを味わってみませんか?
ボルシチって、どんな料理?
みなさん、きっとボルシチってロシア料理だと思っているのではないでしょうか?でも実はボルシチはロシア料理ではなくて、ウクライナの伝統料理なんですよ。ボルシチはロシアやウクライナをはじめ、ポーランドなどでも食べられています。ボルシチの原料となるスビョークラは、ウクライナ語ではチェルヴォーヌィ・ブリャークと言います。日本で、それを手に入れることは難しいので、多くはビーツやトマトで代用されています。そうなると、どうしても本場の味とは異なりますが、ボルシチは家庭によって味も様々で20以上もの種類があるとされています。なので、ビーツを使ったボルシチも日本オリジナルということでいいことにしましょう。おいしく作れば、それでOKです!
ボルシチのレシピ
ボルシチのレシピを紹介する前に注意点を一つ。ボルシチを作るときは生のビーツを使う場合、手が赤く染まることを覚悟しましょう。爪のなかに入ってしまったビーツの色は、なかなか取れません(泣)では、さっそくボルシチの作り方を見ていきましょう。
ウクライナ風ボルシチのレシピ
ウクライナで一般的に作られているボルシチの基本的な作り方です。
材料
- 豚肉:200g
- ビーツ:100g
- じゃがいも:2個
- ニンジン:1本
- トマト:2個
- 玉ねぎ:1個
- キャベツ:2枚
- パセリの根:1本
- ニンニク:1片
- パセリの葉:適量
- 水:1.5リットル
- トマトペースト:1/2カップ
- ビネガー:大さじ1
- バター:大さじ2
- 小麦粉:大さじ1
- 塩、黒こしょう:少々
- ローリエ:1枚
- サワークリーム:大さじ2
作り方
- ニンニクとパセリの葉以外の材料は全部、粗めのみじん切りにします。ニンニクは薄くスライス、パセリの葉は手で細かくちぎりましょう。
- 鍋に水を入れて沸騰させ、豚肉を加えてブイヨンを作ります。
- フライパンにバターを敷き、玉ねぎとパセリの根をよく炒めてから、ビーツ、ジャガイモ、ニンジン、バター、トマトペースト、ビネガーを加えて更に炒めます。そのあと炒った小麦粉を加えます。
- できたブイヨンに2で炒めたものを入れ、そこにキャベツを加えて約15分煮込みます。
- 次にローリエとニンニク、トマトを加えて、ふたをして20分くらい煮込みましょう。塩で味付けします。
- 器に盛り、サワークリームをのせ、パセリの葉を散らせば完成です。
モスクワ風ボルシチのレシピ
モスクワ風ボルシチの作り方のポイントはハムやソーセージを入れることですよ!
材料
- 牛肉:150g
- ハム、ソーセージ:各30g
- ビーツ:50g
- じゃがいも:1個
- ニンジン:40g
- トマト:1個
- 玉ねぎ:1/3個
- キャベツ:1枚
- バター:大さじ1
- コンソメ3個
- りんごジュース1/2カップ
- ローリエ:1枚
- パセリ:1枝
- サワークリーム:大さじ2
作り方
- ニンニクをみじん切り、牛肉とハム・ソーセージ、野菜を大きめの千切りにしましょう。
- 鍋にバターを敷き、ニンニク、牛肉とハム・ソーセージを軽く炒めます。次にトマト以外の野菜を加えて炒めます。
- そこにお湯を3カップとコンソメ、ローリエ、りんごジュース、トマトを入れて煮込みます。
- 塩、こしょうで味付けしましょう。
- 器に盛り、サワークリームをのせ、パセリのみじん切りを散らせば完成です。
料理研究家のボルシチレシピ
以前、料理研究家がテレビで、ボルシチのレシピを紹介していたので、ちょっとそれアレンジしたレシピを紹介したいと思います。しゃぶしゃぶ用の肉やオリーブオイルを使っての工夫がなされています。
材料
- 牛肉(しゃぶしゃぶ用):150g
- 完熟トマト:4個
- オリーブオイル:大さじ4
- ニンニク:1片
- バジル:適量
- 塩:小さじ1
- 黒こしょう:少々
- サワークリーム:適量
作り方
- トマトは湯むきして、ざく切りにしましょう。
- フライパンにオリーブオイルを熱して、ニンニクを入れて香りが出るまで炒めます。
- 肉を加えてよく炒めてから、トマトを加えます。
- あとは塩、こしょうで味を調えて、サワークリームをのせて、ちぎったバジルの葉を散らして完成です。