きんぎょ(金魚)とは

恐らく誰でも一度は飼った事がある魚、日本人にとっては最も親しみの深い観賞魚ですね。しかし、一般的な認知度は高くても正しい育て方や生態について把握している人は多くありません。きんぎょは命をすぐに落とすので弱い生物と思われがちですが、それはきんぎょすくいで得た子ではないでしょうか。きんぎょすくいは人に執拗に追われ、小さな傷や蓄積するストレスの所為で弱っているだけなのです。

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きんぎょの起源

西暦3世紀から4世紀にかけて、中国の揚子江の下流で発見されたフグが突然変異したものがきんぎょの祖先です。黒いはずのフナの中に黒の色素が無い種類を見て、当時の人達はさぞかし驚いたでしょう。それから改良が進められて様々な種類が誕生して現在では20種類以上も存在しています。日本に伝わったのは約400年前とされており、今の様に簡単に入手出来る様なものではなく高級魚として扱われていました。江戸時代の後期以降になって、一般人でも手が届く様になってメジャーな存在へと変化していったのです。

きんぎょの飼育方法

[水槽と周辺機器]

飼おうと決めたら、まず必要になるのは水槽とその周辺の機器です。水槽ですが、これは普通の長方形のもので充分です。逆に六角柱など面が多いのは避けます、洗いにくい・周辺機器が使えない可能性があると言った問題があるからです。後は水槽に入れる水草や砂も用意しておきます。

次に周辺機器ですが、最も必要になるのはエアーポンプ。これも安い物で充分ですが、騒音を減らしたい人はノンノイズのものを選ぶと良いでしょう。後はろ過器やライトなどでしょうが、極端な話ですが周辺機器は無くても問題ありません。万全を期したい人は用意しましょう。

[餌]

雑食性ではあるのですが、きんぎょの口に丁度良くて水に溶けにくいものが前提条件です。何故この様な条件があるかと言いますと、溶けにくかったり大きすぎると残った餌が元で水質汚染に繋がる可能性があるからです。要は普通にきんぎょの餌を与えれば問題はありません、また多量に与えすぎると残った餌が汚染の原因になりかねませんので注意して与えましょう。

回数は可能なら1日3回、無理なら1日1回にしましょう。ただ、水温が13度を下回ると餌をあまり必要としなくなる事もあります。その場合は与えなくても問題ありません。

[水槽の水]

水道水でも確かに問題はありませんが、飼ってきたらすぐに入れるのは駄目です。必ずカルキ抜きを行ってからでないといけません。前日に水を入れておいてカルキ抜きをしてから、水草や砂などをセットしましょう。きんぎょは袋に入れた状態でも、日陰の涼しい場所に安置しておけば一晩程度は問題ありません。変温動物ですので、水温の急激な温度は避けましょう。

[きんぎょの選び方]

きんぎょすくいで取ってきた、と言う人以外はきんぎょを店で選ぶ事が出来ます。その際のポイントとして活発に動き回っており、底石を突いている様なタイプがベストです。よく水面でパクパク口を開けているものは実は駄目なのです。アレは殆どの場合は酸素不足から口を開いている、つまり店側の管理があまり行き届いていない事を示しているのです。他にも、傷があったり元気がない様な子は避けましょう。

[きんぎょの数]

少し悩む所ですが、多すぎても良くありません。だからと言って一匹だけと言うのも、きんぎょは集団で生活する習慣を持っているので好ましくありません。3〜4匹程度が無難なのではないでしょうか。

きんぎょの病気

他の観賞魚に比べ、きんぎょは比較的病気に掛かりやすい傾向にあります。その発生原因の多くはストレスと水質の汚染による影響が挙げられます。無闇に脅かしたりしてストレスを与えすぎず、水は定期的(やりすぎは逆効果)に替えて清浄を保ちます。泡が消えなかったり異臭がする様なら水が痛んでいる証拠です。

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