セキレイ

名前は聞いたことがあっても、あまり馴染みの深くない気がするセキレイ。ですが、実は名前と姿が一致しないだけで、意外と馴染みの深い野鳥かもしれませんよ?ちょこまかと特徴的な歩き方をするセキレイはとても愛らしいです。また、セキレイは多くの種類が存在しており、その姿もセキレイの種類によって変わってきます。では、愛らしいセキレイの生態と種類についてご紹介します。

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セキレイの生態

日本にも数多く生息しているセキレイ。小さなその体と、きれいな羽の色、そしてスズメやハトといった鳥とは違う独特な、ちょこまかとした歩き方は非常に可愛らしく、写真好きの方、バードウォッチングが好きな方に、割と人気のある野鳥といえます。セキレイの種類が多いため、一口にセキレイの生態として紹介はできないのですが、ここでは、日本にしか生息しない日本の固有種であるセグロセキレイの生態についてご紹介します。

セキレイの形態

セキレイ(セグロセキレイ)の外見的特長は、頭から背中にかけて黒く、額から眉にかけては白い羽を持っています。また、足とくちばしは黒く、その他、下胸や腹部は黒ではなくきれいな白で、セキレイはきれいなモノトーンのコントラストを持っています。因みに、素人目からの判断は難しいかもしれませんが、オスとメスでは体色が違います。オスの背は名前の通りに真っ黒なのですが、メスの背中は色はやや灰色っぽいです。

セキレイの繁殖行動

セキレイの繁殖期は3月から7月にかけて行われます。基本的には、一夫一妻制で他の鳥と同様にセキレイも繁殖活動を行いますが、一夫二妻制で繁殖活動を行っていたセキレイがいたという記録もあるそうです。セキレイは、音や行動、姿勢によって自分を主張するディスプレイという行動を行い、オスのセキレイがメスのセキレイに対して求愛行動をとります。そのセキレイの求愛行動によってできたつがいは、川にある土手のくぼみや川原の石や流木の下などに、メスが集めてきた枯れ木や枯れ草などで一般的なお椀型の巣の外装を作り、そのあとに、セキレイたち自身の羽やその他の動物の毛などを使って内装を作り上げます。この巣作りの作業は、全てメスが行い、オスは付きっきりでメスのまわりで飛び回るなどして縄張りを意識するようになります。そして、巣ができあがると、メスは巣に4〜6個の卵を産みます。卵を産み終わるとオスメス交代で抱卵し、夜間はメスがかならず卵を抱きます。そして、セキレイの夫婦が抱卵を始めてから約12〜13日後に卵が孵ります。その後は、セキレイの両方の親がエサを運び、ヒナはおよそ14日後に巣立ち、さらに15日後に独立します。後、ほとんどのセキレイのつがいは、そのまま二回目の繁殖を始めます。

セキレイの種類

数多くいるセキレイ。ほとんど見かけることの多いセキレイは白黒ですが、きれいな色を持つものや、ちょっと一風変わった生態、容姿を持つ種類のセキレイもいます。では、可愛いセキレイの種類についてご紹介します。バードウォッチングの際には、色々な種類のセキレイを探してみてください。

セグロセキレイ

セキレイの生態で紹介したセキレイです。数多くいるセキレイの中で、唯一日本の固有種であるセキレイです。固有種ではありますが、特別な保護もされずに自然体のままで日本の自然の中で暮らしています。しかし、個体数が減っているという可能性は否定できないかもしれません。

ハクセキレイ

セグロセキレイと並んで馴染みの深いセキレイです。非常にセグロセキレイと似ているので、見慣れていないとこの2つのセキレイの種類を見分けるのは難しいかもしれません。ですが、冬になると羽が灰色になるので冬場はセグロセキレイとハクセキレイの見分けはつきやすいかもしれません。

キセキレイ

その名前の通りに全体的には若干灰色の部分が多い気がするものの、黄色い体色をしているセキレイです。キセキレイは、腹部、下面が鮮やかな黄色をしているのが特徴です。また、特徴的な生態としては、飛んでいる虫を空中で捕食する、フライングキャッチです。

ツメナガセキレイ

夏羽が、黄色とオリーブ色という、とても鮮やかなセキレイです。また、そのツメナガセキレイという名前通りにつめが長いことも形態的な特徴です。因みに、あまり日本では観察されないセキレイでもあります。

キガシラセキレイ

日本にはあまり訪れない旅鳥です。本来はモンゴルなどで繁殖しています。全体的な色のイメージとしては灰色ですが、よく見ると頭部が若干黄色を帯びています。

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